着付教室の生徒さんに聞かれましたー!「単衣(ひとえ)って何?袷(あわせ)?二重(ふたえ)?」@花いち都屋 講師・眞木美和

2021年05月10日

着物には種類がある~!

花いち都屋・着方教室ブログ、2か月振りの眞木です、みなさんこんにちは!
 行きたいところに気軽に行けない様になり一年が過ぎましたね。
 ゴールデンウイークも遠くに出掛けられず「しょんぼり…」ですよね。
 札幌もこの時期は円山公園での賑やかな花見で人の山なのですが、今年はバーベキューもNG。立ち止まることもNG…毎月の月初のお参りも今年は静かなものでした。
 
この春はこれに決まり!「お花見」のシーン別コーディネート~北海道の着物専門店【花いち都屋】
 

季節によって着る着物が変わる?!

 先日、着方教室に通い始めの生徒さんから「着物って着る時期で色々あるのですよね?」
「単衣とか二重とか…?」って 笑
 私も着付けを習うまで知らなかったですもの、着物一年生は知らなくて当然。
 
前で結んで簡単!着方教室の詳細はこちら
 
 花いち都屋の着方教室では手ぶらで来られて着物もレンタル出来るのです。
そして単衣も用意してあるのですよ。
 
着物って季節で着る着物の種類が違うのです。住んでいる場所(土地、地域)でも若干変わりますが、札幌ではこれからの季節で言うと5月末くらいからでしょうか、
「単衣(ひとえ)」といって裏地をすべて取り除いて仕立てた着物を着るのです。
 


 単衣(ひとえ)とは

上半身にも胴裏(裏地)が付いてなく裾にも八掛が付いてない着物です。
(目裂けを防ぐために居敷当(いしきあて)という布を付けることはお勧めします)
基本6月と9月に着るのですが、私は季節先取りで5月の後半の暖かい日は着ちゃいます。
 春から夏、夏から秋へと季節が移る時期に着用する着物になりますが、まだまだ寒ければ袷(あわせ)を着たり暑い日は夏物だったりと体感温度で多少前後しても良いのではと思っています。
 

真夏は「薄物」か浴衣

7月8月は夏物で絽や紗の「薄物」を着ます。簡単に説明すると透け感のあるものです。
 

 
浴衣もありますね、札幌では6月中旬にある北海道神宮祭から着始めますが雨が多かったりまだ肌寒かったりしますね。
近年は紋紗とか絽ちりめんとか6月から9月まで着られるものも増えてきています。
2カ月しか着られないより4カ月着られる方がお得感満載なのです。
 

袷(あわせ)とは

一番多く着用できるのが「袷(あわせ)」で10月~5月までとなっております。
裏地、胴裏と八掛が付いています。
そうそう「八掛」って名称を中々覚えられなくてある時先輩に「生地を八つに裁っているから八掛なのよ」と教えていただきやっと頭に入ったのを思い出しました。
意味が分かると腑に落ちますね。
 
今はまだ袷の季節ですが今から単衣の着物を仕立てようと思うと湯のしや湯通し、仕立、ガード加工の日数を数えるとギリギリかしら。
9月着用には余裕ですが。
 

眞木の「単衣デビュー」実話エピソード

 私が16年前に入社した時は袷の着物数枚しか持っていなかったので、とりあえずポリエステルの単衣を2枚、モスグリーンの紬を買いました。子育て真っ最中でしたし沢山は買えませんでしたよ。

 ポリエステルはこれから夏に向かうのにオフホワイトと秋に向かうのに紫を選びましたがモスグリーンの紬は折角の正絹なのに夏に向かうのには色味が暑苦しくて…枚数ないのに大失敗。このような失敗が本当に多いのですよ~ ( *´艸`)
 このようなうっかり話はまた少しずつお話いたしますね。
 今、うちのタンスに眠っている単衣達、ブルー系が多いのはもしかして無意識に「6月も9月も両方気にせず着られるように選んでいたのだわ~」と気付きました。 
気が付くの遅っ!笑
 

 

単衣着物のコーディネートのキホン

帯・帯締め・帯揚げ

 コーディネートとしては夏に向かう前半は袋帯や名古屋帯を結んで、帯締め・帯揚げを合わせます。6月中旬から後半は夏帯を結び、帯締め・帯揚げは夏のものを使用します。
 夏から秋に向けてはこの逆バージョンでいきますよ。
 私はどちらかというと一年中三分紐や四分紐で帯留め付けて…のコーディネートをすることが多いです。
 単衣と夏用の帯締めもしっかりしていて使いやすいです。
 

帯留めは手作りも♪

 そして帯留を作るのも好きなのです。実は私、昔は七宝焼きで作ってました (‘ω’)
 最近では、都屋と同じ札幌市の「М´craft market」さんのヴェネツィアンガラスのものが多いのですが
一時期アートクレイシルバーの教室に通っていたので帯留めも作りましたね。
 


着方教室以外にも沢山の教室を開催していますよ。
気になる方はこちらをご覧くださいね♪

 
 単衣の時期は透明感のある涼しげな帯留めやとんぼ玉を楽しむのも良いですね。
 ヴェネチアンガラスの体験も可能です。
自分の作った小物でコーディネートするのも乙なものですよね。
半巾帯の時などは帯締めの代わりにレースを使ったりして甘々にするのも可愛い!
大人だって色々遊びたい!
 

着物とピアス

 ピアスなども「NG!」説ありますが、ランチ会だったり、パーティーだったり会と着る着物に合わせてアクセサリーだって一緒に楽しみたい!
 下がる長めのピアスしたい! しちゃいましょう!
 最低限のルールは守るけど遊び心は取り入れたい♪が、
 眞木流…固いな、美和流…軽っ 私流! みんな自分流!
 どうせなら楽しく着物を着たいのです。何でもかんでも「だめー!」って言われちゃうと「着物着たくない!」「もういい!」ってなっちゃいますものね。
 
 着物ライフ一緒に楽しみましょう♬
 

単衣の着物にチャレンジしたい方へ

 着物ってどれも同じシルエットなので、種類があるってことが意外と知られてないのですが、日本の四季に応じて生地や仕立て方を変えて快適に過ごせるように考えられているんですね。

 洋服も、夏物と冬物でそれぞれ用意する様に、着物も単衣・袷・薄物・浴衣、と少しずつ揃えてゆくと、おしゃれの幅や着物への興味がどんどん広がっていきます。

 と同時に、疑問も出てくるものですが、そんなときは花いち都屋の「着方教室ブログ」や、「Youtubeチャンネル」もご覧くださいね。

 そして、着付け教室では、最初にご紹介した生徒さんのように、着物に関するちょっとした疑問についてのご相談もしていただけます。着方を習いながら、着物のさまざまなことも学べますので、おすすめです。
 
通常の着方教室も少人数で開催中。
5月27日は角出し講習会も行いますよ。

お問い合わせはこちらまで…

 

また次回も読みに来てくださいませ。
 
過去の分も読んで下さいね!
入学式に着物で行っても良いの? 自分で着付け…間に合う? @花いち都屋 講師 眞木美和
着物で初詣の意味 「昭和ですけど何か…?」@花いち都屋 講師 眞⽊美和
着物をきれいに着るコツ 「補正」とは?@花いち都屋 講師 眞木美和
着付け無料体験教室は自虐ネタのオンパレード!!@花いち都屋 講師・眞木美和
自分で着たい -着物の着付け講師になった理由@花いち都屋 講師・眞木美和