着方教室 よくある質問@花いち都屋 着方教室講師・伊藤昌子

2020年9月27日
都屋着方教室講師の伊藤です。

前回、お話させていただきましたが、私は鳴り物、祭囃子、着付けなど、先生に教わっている期間が非常に長いです。
自分が教える立場になったのは、ここ7、8年ですが、生徒だった期間が長いので習っている生徒さんの気持ち、不安なこと、疑問点などは、その分理解できるように思います。
今日はよくある質問、不安に、どうお答えするか、お話しようと思います。

 

「着られるようになりますか?」

 8回という短期間で着られるようになるかしら?と、よく聞かれます。
これは個人差もありますが、私がご一緒に肌着、足袋、補正の仕方から始めて、襦袢、着物、帯と練習を重ねていきます。
 最初の1,2回は見よう見まねという感じですが、段々と理解していただけると思います。
 とりあえず、8回通ってみると手順は覚えられると思いますよ‼と、お答えさせて頂きます。
 先生と一緒に着始めて、自分の目で確認しながら出来る‼
前結びならではの強みですね!
 

「古いお着物を沢山頂いたので着てみたいのですが?」

 これも、よくあることですよね!
お母様とかおばあ様とか、またご親戚が着なくなった沢山のお着物を頂いたのですが、着られるかしら?
 現代の若い女性は、背が高くて手足が長いです。
なので、裄丈が短かった、着丈が短くて、おはしょりが出なかったりすることが多いです。
 ですが、とりあえず着てみましょう!
着て差し上げると、お母様もおばあ様も、お喜びになりますよ!!と、お伝えしています。
 良いきっかけになりますよね。
お稽古して着られるようになったら、帯を変えてみたり、帯締め、帯揚げで変化をつけて自分流のコーディネートを楽しむことが出来るようになります。
 9月5日のYouTubeで古い大島を現代風にアレンジする世代別コーディネートを配信されております。
 ご参考までにどうぞ‼

 

「着物を買わなきゃいけないのでは⁈」

 これも、よくある質問ですね
私も40代の頃、某有名無料着付け教室に通い、セミナーに参加して、着物と帯を購入した経験が有ります。
 先生に「これも、授業の一環だから!」と言われ、お断りできなかったんですね(笑)
 都屋着方教室では、そんな風に、生徒さんが断りづらくなるような着物のおすすめ販売は一切しておりませんので、ご安心ください。
 
 私は、特に新しく買う必要はない。ある物でお稽古しましょうね!と、お答えします。
 都屋は着物専門店なので、お客様にお楽しみいただけるように毎月展示会などを開催しておりますが、無理にいらっしゃる必要もないし、いらしても買わなきゃいけないという事は全くないです!
 お勉強になるし、見てみたい!という方はもちろんウェルカムです。
美しい着方、小物の合わせ方など、着方教室講師の私がお役に立てることも多々あると思いますので、そういった面でもお気軽にご相談下さいね。
 まず、着てお出かけする!というのが、第一歩。そう思うと、ハードルが下がってきますよね。

 
 まだまだ、ご不明な点等、多いと思いますが、出来るだけ取り除いて、お稽古を始めたいものです。
 皆様からの、ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ‼
 
 次回は、自分で着始めてからの、よくある失敗と、私の反省したことなどを、お話ししたいと思います。
 
 つづく


◇私が講師を務めます、「花いち都屋 着方教室」の詳細はこちらをご確認ください。
<美しく、楽しく学べる 花いち都屋の着方教室>

◇手ぶらでOK 着物のレンタルも無料です。

<着方教室体験(無料)のお申し込みはこちら>